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夕焼けのオレンジが 今日の終わりを告げる
空を燃やしながら「早く帰りなさい」と
追われる時の中「少し休んでゆきましょうよ」
そっと諭すように

すり減る靴鳴らし走り続けてる
あなたには景色さえも届かない
その背中に私はどこまで無力なの?

いたずらに夜の風が
振るわせていった二人の心を
帰るならこの胸だと
今は私に抱きしめさせて


朝焼けのホワイトが 彼方で目覚める気配
現実へと誘う 夢の結末待たず
自由に空を飛んだ魔法の翼
背中には残っていなかった

不意にこぼれ落ちるあなたのため息を
漏らさずに聞き届けていよう
せめて私にあなたの苦しみ気付かせて

いたずらに朝の風が
探り当ててゆく癒せない心を
何処ででも思い出して
眠れる胸があなたにあること