aki website / 太陽の子

ぬける碧の空の下
争いの波が 寄せては打ち返して
澄んだ瞳 幼い夢を
容赦なくさらう
潮騒が響く

そんなに 怯えなくていい
恐れることしか知らないね

眠れ 眠れ 静かに
私がそばでみてるから


誰かの機嫌で変わる雲行きと
欲望へ向く風見鶏たち
赤い花で隠した胸の奥の想いが
錆び付いてゆく
伝えられぬまま

そんなに嘘つかないで
心の形を変えないで

泣いて 泣いていいから
あなたを私が守るわ
もっと もっと自由に羽ばたける
翼持っているのだから

そんなに強くなくていい
本当は私も弱いから

泣いて 泣いていいから
もう何も怖がらなくていい
そして 静かに眠れ
私が側でみてるから

泣いて 笑って 風を感じて
歩いてゆきましょう

やがてすべてを包む
太陽の時がまた来るから